ゆうちょ銀行ゆうちょ通帳アプリ
デジタルシフトの入り口となるUI / UXデザイン
ゆうちょ銀行の総合口座利用者が、スマートフォンでいつでも現在高・入出金明細を確認できる通帳アプリ。これまで窓口やATMのみを利用していたユーザーが、デジタルサービスへシフトするための入り口となるべく、シンプル機能・カンタン操作に重点をおいて開発されました。幅広いユーザーがいる中で、ITに苦手意識がある人でも使ってみたいと思うようなアプリを目指しています。
Solution / Output
AnalysisInformation ArchitectureUX ConsultingUX DesignContents DesignPrototypeUI DesignArt DirectionVisual DesignProject ManagementMotion DesignUser Testing
幅広いユーザー層の中で、ターゲットペルソナを設定
多くの人にとって身近にあるゆうちょ銀行。幅広い属性のユーザーがいる中で、今回のプロジェクトではインターネットバンキングへの抵抗感がある人、ITに苦手意識のある人をターゲットユーザーに設定しました。「ネットバンキングは心配」「手続きがめんどくさそう」「操作が難しい」などの不安を持っているユーザーを敢えてペルソナと想定し、その人達へ向けた開発をすることで誰にとっても使いやすいアプリを目指しました。
ユーザーリサーチからコンセプトを導き出す
アプリのコンセプトやデザインの方向性を探るために、嗜好性・ライフスタイル・金銭管理などの切り口でユーザーリサーチを実施。ユーザーの感じるハードルを理解しキーワードを導き出しました。初めてバンキングアプリを利用するユーザにも受け入れやすい「安心・信頼」と、気軽に利用できそうな「軽やかさ」「遊び心」。そしてモダンだけれど難しくはない「手の届く新しさ」。これらを両立するデザインを目指して設計しました。
「新しさ」と「気軽さ」、「信頼」と「遊び心」が共存するデザイン
アプリはユーザーにとって障壁の少ないよう、シンプルな機能に限定。操作画面は淡色をベースに情報量を抑え、直感的に操作できるUIにデザインしました。対してチュートリアルやスプラッシュ画面では、イラストやインタラクション、メッセージのポップアップなどを用いて、遊び心があり親しみやすい演出に。ゆうちょ銀行のコーポレートカラーであるグリーンで安心感・信頼感を醸成しながら、柔らかいグラデーションカラーを用いて軽やかな印象を醸成しました。
プロモーションまで一貫したコンセプトを実現
またリリース時のポスターやリーフレット、サイネージ広告など、プロモーション制作まで担当しました。アプリ開発時から一貫したコンセプトを反映し、「通帳が変わると、ちょっと、いい。」のキャッチコピーの元、ゆうちょ銀行ユーザーへ向けた訴求を展開。バンキングアプリを使ったことがない、ITには苦手意識があるという方へ向けて「手の届く新しさ」を訴求しました。
Client
株式会社ゆうちょ銀行
Credit
- CONSULTANT
- Takehiro SUENARI
- ART DIRECTION
- Yasuhide ARAI , Reiko OKUDA
- DESIGN
- Yurika WATANABE , Nonthavit JITSUPA , Hoa LE THI DIEU
- PROJECT MANAGEMENT
- Noriyuki ARAI
- RESEARCH
- Rika ISHIHARA
- UX DEXIGN
- Nozomu NITTA , Mitsuaki USHIJIMA
- ASSISTANT
- Toshika KOSAKO
Partner
- DESIGN / ILLUSTRATION
- kozo (LONGWALKER)